コラム記事
クラウドとは?

クラウドで至近な例を示しますと、Yahoo!メールやGmail等の電子メール等が該当します。 驚かれるかもしれませんが、これらのメールのシステムの本体自体はパソコンに入っていないのです。 実はインターネットを経由して、外にあるシステムを遠隔で借りて使っているのです。 ではどこにあるシステムを使っているのでしょうか?
恐らく即座に答えられる方はほとんどいらっしゃらないのではないかと存じます。

このように、GmailやYahoo!メールの「目に見えるカタチ」としての個体は「どこにあるのか?」「誰が働いているおかげで使えているのか?」「どんな風に作られたのか?」は全く私達には触ることも手に取ることもできず、クラウド(雲)の様にふわふわとしていて、はっきりと理解することはできません。
しかしわからなくても、何ら差し支えなく、私達は、どこにいても、何をしていても、空を見ればクラウド(雲)がそこにあるように、全く同じメールのシステムをちゃんと使用することが可能です。
それでいながらにして、例えば、AさんのメールがBさんのメールに混ざって届いてしまったり、漏れてしまうことがないように設計されています。
これがクラウドで、少し難しい言葉で解説しますと、パソコン本体にシステム全体がインストールされていなくても、使用でき、かつはっきりとそのシステムがどこで動いているのか、場所が見えなくても、インターネットを経由して、リアルタイムに利用することができるのです。
昨今ではこのクラウドでのサービスが多数あり、お客様ご自身が、すでにご利用になられているサービスもクラウド上で提供されているサービスかもしれません。

土谷税理士事務所が採用しているクラウド管理システムも同様の形態をとったサービスで、インターネット環境を利用し、「私達」と「お客様」が離れた場所にいても、全く同じ帳簿の情報を管理できるようになります。 例えば、お客様の側で、今月の帳簿の数字に変更をかけた場合、その変更を行った瞬間に、私達が見ている帳簿にも変更が行われるのです。 私達が帳簿の数字を変更した場合も同様で、あたかも私達が「お客様」の帳簿を目の前で変更したかのように、その数字がリアルタイムで変わるのです。
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